退屈な話

「書かないことは、なかったこと」 せっかくパソコン持ってるので日記を書きます。

20180610

昼前起き。朝ごはんを作ってぐだぐだ。時論公論を見たり。この時間がいらんのかなあ。洗濯をしたり、シャワーを浴びたりする。

昼過ぎにのそのそと外へ出る。献血したり、服を見たり、本を見たり、コーヒー屋さんに行ったり。帰って配信を見たり、ゲームを少ししたり。寝る前に読む入門書が新しくなった。これはあんまりいい加減に読めないな。掃除を少し進めてから寝ようかな。今日もよく生きた。

20180609

朝起き。朝ごはんを作って昼寝。アマゾンから漫画と雑誌が届く。これくらいだったら歩いて買いに行ってもよかったな。小説と入門書を読み終わる。特に小説はそこそこ面白かった。豆腐そうめんを買って、アレンジして食べたけど美味しかった。某ゲームを少し進めたり、配信を見たりして寝る。そういえば今日は某研究会があったはずだけど、サボっちゃったな。今日もよく生きた。

『四月の永い夢』を見た話: 書を持ち僕は旅に出る

いい映画を観れたなあと思ったので、久しぶりに映画の感想を書きます。

※以下には『四月の永い夢』のネタバレが含まれます。困る方は本編をご覧になってまた来てください。

 

あらすじ

3年前に恋人を喪った滝本初海は、それ以前に勤めていた教師を辞め、そば屋でアルバイトをし、休日は音楽を聴いたりラジオを聴いたりという日々を送っていた。そこに、元恋人のパソコンから見つかったという初海宛の手紙が彼の両親から送られてきたことで、初海の日々は大きく変化する。

元教え子でジャズシンガーを目指す楓や、染物職人の見習いで初海に想いを寄せる藤太郎との出会いを経て、初海は元恋人の実家へ行く。母親にある秘密を打ち明け、最後にラジオから藤太郎のメッセージが流れてきて物語は終わる。

 

感想

音楽や台詞回し、優しいテンポが心地いいし、何より90分程度の映画なので気持ちよく観ることができた。主演の朝倉あきさんの困ったような、はにかんだ笑顔が素敵で、初海という女性の煮え切らない微妙さをよく表現できていたと思う。物語の見所は、それまで「恋人を突然喪った結果として、人生に迷っている女性」として描かれてきた初海が元恋人の母親にある秘密を打ち明けるところだろう。

その秘密とは、恋人だった健太郎とは、彼が死ぬ4ヶ月前にすでに別れていた、というものである。初海はこの“秘密”を誰にも言えないまま3年間を過ごしてきたのである。彼女のそれまでの行動(教師に戻ることへのためらい、藤太郎の告白への対応など)の説明が、ここで一気につくような気がして、謎解きとしてすごく気持ちよかった。以下で、私なりの解釈を述べる。

 

書を持ち僕は旅に出る

詰まる所、物語が始まるまでの3年間の初海の優柔不断さは、元恋人の死に端を発したものではなかったのだ。彼女は「恋人を喪った可哀想な女性」というレッテルを利用し、ボンヤリ生きてみたのだろうと思う。それは、ある意味で周りの期待もあったのだろう。

冒頭、初海が勤めていたそば屋が閉店する場面で「居心地良かったんだけどな」という初海にたいして、「そういうところだぞ」とそば屋のおばちゃんが叱咤するが、このおばちゃんは初海のそういう“狡さ”を見抜いていたのだろう。そば屋を閉めるという決断の一端には、初海にまっすぐ人生を歩いて欲しいという願いもあるように思う。

そして、最後に健太郎に手紙を返す(健太郎の両親に手紙を託す)のだが、このことでもって、健太郎への依存関係をやめ、彼女は自身の生を生きていくのだろう。そしてそれは、全ての思い出を捨ててしまうことではない。健太郎からのたくさんの手紙(=思い出)を抱えて、それでも一人の人間として歩いていくのである。それが、本作の挿入歌でもある「書を持ち僕は旅に出る」という曲のタイトルでも表現されていると思う。ラスト、藤太郎からのメッセージを聴いて、おそらく愛想笑いでない笑顔がこぼれ出て終わるが、これは本当に素敵なエンディングだなあと思った。藤太郎と付き合うかもしれないし、付き合っても別れるかもしれない。でも初海は自分の人生としてそれを引き受け、強く生きていくだろうと思った。素敵な映画だなあ。

20180607

朝からぐだぐだ。何も予定がない日はピリッとしなくていけませんな。昼過ぎから某部屋へ。後輩と少し喋る。適当に勉強して帰宅。某バーへ。人が少なくてよかった。しかしハイボール2杯で1,700円ってのは少し納得いかんな。そんなもんなのか?部屋の文庫本を段ボールに詰め込む作業をして就寝。明日、予習間に合うだろうか。今日もよく生きた。

20180606

朝起き。朝ごはん、シャワー、少し坐禅。昼から某バイト。某講義をサボって、某勉強会。ねっとり翻訳をチェックしてもらって勉強になった。某焼き鳥屋でご飯を食べて、某カフェで勉強。その後帰宅。ソシャゲのデイリーをこなして、部屋の片付け。本を段ボール二つに詰め込む。また明日以降遅れるといいな。今日もよく生きた。明日はいくつか仕事がこなせると嬉しい。某会のメール、某予習、某換装あたりか。

20180605

ぱたぱた支度して朝からバイト。翻訳を少し進めたり、小説を少し読んだり。昼からは講義と演習。久しぶりに某先輩と会ったこと以外は特に何もない。某会のメーリスもぼちぼち回さんとな。少し勉強して、某将で晩飯。野菜炒め。調子に乗ってコンビニで焼き鳥とビールを買ってしまう。特に効用も高くなかった。明日の勉強会の準備をかなり遅くまでやって帰宅。今日の部屋片付け企画として、瓶と缶を捨てた。少しずつ綺麗になってきた。あとは本を読むか。今日もよく生きた。